ネイルは最強の武器で防具

コラム

ーー男ウケのいいネイル。
ーー女ウケのいいネイル。

こんな謳い文句を聞いたことはありませんか?
いつも私は思うのです。

そんなもん気にしてネイルしてるやつホンマにおるんか?


仕事上気にかけている人は勿論いることでしょう。
お仕事上、好き放題ネイルをできない方もいらっしゃることでしょう。

それでもね。

誰かの『ウケ』が頭をよぎったとしても、
自分のテンションが上がるネイルをするんじゃないでしょうか。

毎月するネイルを見て、

「金ドブじゃん」

などと心無い言葉を投げかけてくる人がいるのです。
全く以ってナンセンスですね。
今日は私にとってのネイルが何かを語ってみたいと思います。

折れない心のお手伝い

近頃めっきり行かなくなったジム……。
「落ち着いたら行こう」などと言い訳をしているのですが
きっと落ち着く日なんて来ないのです。
だから、「行ける時には行く」というメンタルに切り替えなければなりません。
……まあ、なかなか行けてないのですが。
扨。
ジムに行っていた頃のお話になるのですが。
インターバルの時、あまりにも辛くて

「もうこのセットで終わりでいいんじゃないか」

なんていう悪魔の囁きが聞こえてきたりするものです。
その囁きに唆されそうになってしまうのです。
そんな時に、大好きなデザインのネイルがふと目に映ると不思議と頑張れてしまうものなのです。
可愛い可愛いお爪をひと撫でして

「もうワンセット行くか!」

と気合いを入れ直せてしまいます。
筋トレはしっかり潰し切らないといけません。
甘えなんて以ての外。
弱い私の心をネイルが支えてくれるのです。

へこたれた心にパワーを

登山をしていると、時々

「もう疲れた。歩きたくない」

なんていう泣き言を叫びたくなることもあるのです。

え?
そんなことはないって?
それはあなたが強いだけデスヨ(カタコト)

大して体力もなく
大した経験もない。
だのに檀は一人で山へ行ってしまうのです。
清水峠越えでは何度「帰りたい。二度と来ない」と思ったことでしょう。

こんなルート戦国時代とは言え、越軍が越えたなんてあり得ないだろ。
馬鹿なの? え? 馬鹿なんですか??
絶対清水峠越えなんてしてない、してたまるか。


辛すぎて、なぜか遠い昔の越後に皆様へ八つ当たりをしてしまいます。

そんな時、手元がきらりと光ります。
それはまるで砂漠の中のオアシスのよう。
蜃気楼なんかじぁあ、勿論ありません。

そして再び、歩き始めることができるのです。

女磨きは自信の根源

私はよく自分で自分を追い詰めてしまうのです。
きっとドMなんです。
辛いと言いながらも、究極の状況にドキドキしちゃうのです。
ーーうん、変態だね。
ですがきっと、追い詰められることなんてそうそうないですよね。

自信ってどこから湧き出てくるのか。
それは経験です。
そこに至るまでにどれほどの準備をしてきたか
どれほど過酷な状況を乗り越えてきたのか
そして成功体験。

己を磨くというのは、『準備』という経験になるのだと思っています。
私は私の為にこれだけのことをできる人間なのだという証。
ダニング=クルーガー効果、己の過大評価は恐ろしいものではありますが、
自信は持っていた方がいいと思っています。
努力すればするほど、自分のちっぽけさを痛感してしまうものです。
しかしそれは、自信を喪失するものであってはいけません。
ぶっちゃけ、自信に根拠なんてなくたって構わないのです。
その先に挫折が待っていたとしても、そんなのは乗り切って前に進めば良いだけなのですから。
自信がないと、できるかもしれないものへのチャレンジも難しくなります。
成功できるかもしれないものも、失敗しやすくなります。
継続できるかもしれないものも、中断しやすくなります。
つまり

可能性を自ら潰しちゃうんです。

ネイルをするだけで安安と自信をえられるのか?
といえば、きっとそんなことはないんです。
それでも弱い心を守る防具のように
ネイルをしていると、自信をなくしてしまいそうな時、勇気づけられてしまうのです。

いいでしょネイル

これでも金ドブだなんて言えますか??
言えちゃう方はきっとお強い方なのでせう。

周りの評価なんてどうだって良いから、自分のテンションを爆上げしてくれるネイルをしたい。
ネイルは自分のためにするんです。

でもね。

やっぱり可愛いって言われたら、嬉しいんですよ。

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