痩せたいあなたへ

ダイエット

ダイエットとは

世の中にはあらゆる『ダイエット法』が溢れています。
それこそ、理に適ったものから、健康を害するものまで
さも『ワタシこそが正義なのだ』と言わんばかりに
厚かましい顔をしてのさばっています。
お薬や病気などで痩せられない場合を除き
痩せたいのなら、簡単なことです。


正常な食欲を取り戻し、正常な食事をすればいい。


これだけで、不健康な肥満とはおさらばできるのです。
はい、簡単!
全て解決さ!

とはならないのが、人間の愛すべきところですね。
『わかっちゃいるけど、できない』
それが人間ですね。
だからこそ、ヒトは面白いのですから、悪いことではありません。

とはいえ、お医者様から「痩せろ」と命じられている方
なんとなく「痩せたい」と感じている方
大して意味のない「痩せなければならない」という義務感に悩んでいる方
色々な方がいらっしゃることでしょう。

かく言う檀とて同じようなもの。
「太ったワタシに価値はない」などと

「痩せていれば価値があるのかい?

と盛大なツッコミで殴られそうな心持ちであったりするのです。


話が大きく外れる前に、本題に入りましょう。
ダイエットとは『食事制限』を指します。
ここで朗報です。
我々日本人はとても素晴らしいものを持っているのです。
その一つが日本食です。
栄養価に優れていて、当たり前のように口にしている日本食は
最強の食事療法なのです。
お米は言わずもがな、炭水化物。
他にもビタミンやミネラル、タンパク質も含まれる素晴らしい栄養。
おっと、失礼、素晴らしい食事なのです。
野菜不足が叫ばれる昨今。
日本人はお米から摂取する食物繊維に支えられてきました。(檀調べ)
一時期流行った糖質制限なんて一般人がする必要はありません。
勿論、初動の効果は抜群です。
カロリーが抑えられ、かつ糖質が不足した体から水分が抜けていくのですから
体重が落ちるのは当然のことです。
ですが、人間の体は糖質で動くのです。
人間の脳も糖質で働くのです。
悪者の栄養なんてものはないのですから、バランス良くあらゆる栄養は体に取り入れたいものですね。
食べ過ぎは良くありませんが、お米を食べたから太るなんて言うのは幻想です。
そんな幻想はぶち壊して下さい。
檀は軽いダイエットごときでは、お米の量は減らしません。
ある程度であれば体重を落とすことはできています。

では食事制限とは何か。
お米を食べなければいいのではないのか。
そんな声が聞こえた気がします。
カロリーは大雑把に言えば、糖質、脂質、タンパク質からなります。
細かな計算は、ここでは割愛。
ダイエットを頑張ったことがある方ならば耳にしたこともあることでしょう。

PFCバランス。

これを整えてあげることを食事制限と呼びます。
総カロリーが同じであっても、中身が違えば全く違うのです。
しかし、いちいち計算をしろだなんて言いません。
(成分表を見る癖は付けた方が良いとは思うのですけれど……)
先ほどお伝えした『日本食』がここで登場です。
そうです、これこそが最強の食事療法。
バランスの良いお食事を私たちはすでに知っているのです。
朝ご飯なんてものは、お米と味噌汁、あと一品(魚とか)くらいで十分。
細かいことを言い出すと面倒だと思われてしまうので、
今日覚えて欲しいのは

日本食は最強だと言うことです。

そもそもデブとは

痩せたい痩せたい痩せたいと、呪いのように反芻しているあなた。
BMIなんてものに踊らされていたりはしませんよね?
Body Mass Indexとはベルギーの数学者アドルフ・ケトレーが提唱したものです。
体重を身長の二乗で割っただけの単なる数字です。
体脂肪も何も考慮されていないただの計算結果なのです。
そもそもアメリカの保険会社が金儲けのために広めたBMI如きで、健康を測るなんて荒唐無稽。
ちゃんちゃらおかしなお話なんですよ。
体重計で測った体脂肪率も飽くまでただの目安。
痩せているから健康である、なんてこともありません。
ガリガリよりもちょっと太っているくらいの方が長生きするなんてことも言われています。
他人からの評価ではなく、自分がどうありたいのか、どういう目的で痩せたいのか。
ダイエットは自分のありたい姿のためにするべきだと私は思います。
デブとは、己を呪う言葉であってはいけません。
己を祝うつもりで、叱咤激励するために、最善の己になる為に考えるものです。
痩せたい人も、太りたい人も、現状維持したい人も、それは同じ。
理想体重なんてものがもてはやされていますが、理想とはそもそも自分が自分である為にあるのですから、他人が押し付ける理想体重にどれほどの価値があるでしょう。
つまりです。
デブであることが嫌だと思った時こそが、デブからの脱却の時なのです。

太らないように常日頃気をつけている私ではありますが
学生時代はまん丸のおデブちゃんでした。
コンプレックスでした。
自分の体型が嫌いで嫌いで仕方がないのに、食べる手を休める気は毛頭ないという有様でした。
そんな私がガリガリにまでなったのは単なる不幸です。
風邪を引いたら、味覚がおかしくなって食べられなくなり、摂食障害になった。
痩せて歓喜もしました。
ですが、食事をとれない体は弱りに弱って体調不良の毎日。
体力も日に日になくなって大好きな運動もままならない。
細い体を手に入れても楽しくありませんでした。
どうにか太ることに成功し、またダイエットをしてを繰り返すのです。
正しいダイエットの知識を学んで、人様に教える仕事をして、その結果の今。
ダイエットの考え方が変わって思うのです。

太っていても痩せていても人生楽しくなきゃ意味がない。

今の自分の体は全て自分の生活の結果なのだから
一体何が恥ずかしいって言うんだ。
今の体型を変えたいのも変えたくないのも、どちらも正解です。
だからこそ言いたい。
デブをやめたいなら努力をすればいい。
デブでいることが幸せなら、デブでいればいい。
他人の評価なんてくだらないってことです。

痩せるために

ダイエットをするのにプロの手を借りるというのも一つの手段です。
でもまず自分ができることをしたいですよね。
すぐにでもできることを三つだけお伝えしたいなと思います。

1.爆食いしない

一食で爆食いをしないことです。
体が吸収できる栄養には限界があるのです。
吸収しきれなかったものが脂肪になると考えてください。
分けて食べる方が効率がいいです。

2.よく噛む

よく噛めば満腹感が得られると言いますよね。
噛むほどに痩せると考えて下さい。
(何回以上とか特に考えなくていいです、よく噛むとだけお考え下さい)
丸呑みするとかダメですよ。

3.食べ過ぎたら調整する

常に我慢するなんてのは、人生を楽しむから遠ざかってしまいますよね。
食べたいときは食べて仕舞えばいいのです。
ストレスこそがダイエットの敵です。
思う以上にストレスは脂肪を溜め込ませます。
ですが常に食べていては痩せることは不可能です。
食べすぎることがわかっているのなら、その前後で調整して下さい。
一度過食したからといって太るわけではないのです。
ダイエットは長い目でみましょう。

最後に

ストイックに減量をしているアスリート達のように
厳しく己と向き合わなくちゃいけないーー

なんてことはありません。

すぐに結果を出す必要はないのです。
ダイエットというのは、今までの生活を変えるという
とてもとても難しい挑戦なんです。
体重は減ったかと思うとまた増えてを繰り返します。
一日ごとでみていては辛くなってしまいます。
一週間単位で見て、結果落ちているのなら、それは成功です。
増えているのなら、見直すところがあるというだけのことです。

今回はざっくりとしたダイエットについて書いてみましたが、
さまざまなダイエットをした結果得た、小技なども今後公開していけたらなと思います。

無理なダイエットは心も体も壊してしまいます。
壊したことがある身としては、そんな経験はする必要のないものだし
誰にもしてほしくありません。

食事は楽しくして欲しいし、美味しく食べてほしい。
人生は楽しくなくちゃ意味がないのですから。

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